所有しているiMacは2013年モデルで最新OSでは既にサポートされておらず、当然最新バージョンのXCodeも動きません。新しいmacを購入しようかと悩みましたが、アプリをビルドするためだけに購入するのももったいないので手元のノートPC(第6世代のIntel Corei5 6200U搭載、メモリは16G)にVMWare Workstation Pro17で仮想VMを作成してmacOSが動かせないか試したところ、macOS、XCodeともインストールできました。macOSはSonomaを入れましたが、そのあとSequoiaにアップデートできました。概ね問題ないのですが、まだ問題があって、壁紙とか一部アイコンが真っ白になる現象が出てます。ビルドには支障がないはずなので、当面放置すると思います。
はまったこととしては、キーボードのレイアウトの設定がおかしくなったので変更しようとしたのですが、キーボード設定アシスタントが起動しなかったため変更できなかったことと、設定からAppleのアカウントでログインしようとしてもできなかったことです。
前者についてはこちらを参考にKarabinar Elementsをインストールし起動し、Virtual KeyboardのKeyboard TypeをJISにすることで解決しました。
後者についてはiPadで同じアカウントでログインはできるので、パスワードを変更してみたのですがだめでした。試しにアカウントの復旧機能でAppleに復旧を依頼したところ、数時間後には勝手にログインできてました。なお、App Storeであれば、復旧前でもログインできましたので、XCodeのダウンロードは可能でした。
以上により無事、XCodeが使えるようになりました。試しにプロジェクトを作成し、ビルドしてみましたが、問題なく完了しました。また、USB(3.0)に手持ちのiPad AIRをつないだところ、XCodeで認識されましたし、iPad Airでビルドしたアプリの実行もできました。XCodeの動作がかなりもっさりしていて、ビルドが遅い点以外は今のところ特に不満はないです。
ちなみに、Ryzen7 5825Uを搭載したミニPC(Windows11)でも同じ方法を試しましたが、こちらを参考にしてmacOSのインストールはできたものの、再起動を繰り返すようになり断念しました。
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